当商品は、仏壇本来の意味と現代の暮らしにふさわしい形態を両立させた、これまでにない発想の「収納式御本尊」です。御先祖様や大切な人を偲ぶ仏壇は、日本に古くから伝わる心のよりどころです。そんな仏壇にも、ライフスタイルの変化や仏間がない住宅の増加などにより、新しい在り方が求められています。
仏壇はその家に代々受け継がれてきた御本尊をお祀りするところであり、いくら見た目をそれらしく整えたとしても、そこに代々受け継がれてきた御本尊が安置されなければ仏壇としての意味をなしません。
新たな時代の要請に応える「ともしび」は、コンパクトに折り畳める「収納式御本尊」です。今日の住宅事情に馴染む利便性やデザイン性を実現しつつ、既存の仏壇から移された御本尊(掛軸)を表装して祀り直し、これからも継承させて行きます。
そこがどんな住まいであっても、いつも、いつまでも御先祖様や大切な人を近くに感じてほしい。それが「ともしび」に込めた、西田松月堂の想いです。御本尊を祀る仏壇にふさわしく、金箔により荘厳な印象を際立たせながらもシンプルさを極めたデザインは、和室はもとよりマンションのリビングをはじめとするモダンな空間にもインテリアの一部として違和感なくとけ込みます。
程よいサイズ感の「収納式御本尊」は、飾り棚や机の上など置く場所を選ぶことなく、格調高いインテリアとして日常を彩ります。また、折り畳んで持ち運びがしやすいため、部屋の模様替えや引っ越しの際にも負担になることはありません。御先祖様や大切な人をもっと身近に、自分らしいスタイルで偲ぶ「ともしび」は安らぎと喜びを、日々の暮らしにもたらします。
御本尊(掛軸)には西陣織「金襴(きんらん)」を、そして台座には高級紙「金砂子(きんすなご)」を設え京都表装の高級感で仕立てさせて戴き、お引き渡しの際は高級桐箱に納めてお引き渡しいたします。
ご本尊の表装直しで大切なのは表のお姿だけではありません。裏面にも大事な情報があります。御本山のお掛軸には「裏書」があり、ご門主・ご門首のお名前が書いてあり、本山の角判が押されていたり、花押が書いてあったりします。ご門主・ご門首のお名前で、いつ頃お受けした掛軸かがだいたい分かります。
江戸時代から受け継がれたお掛軸などは「裏書」が真っ黒になっていて、お姿もはっきりとは見えなくなっていることが多々ありますが、大切な「証」ですから桐箱の箱裏に丁寧にお納めいたします。
折りたたむとコンパクトに収納でき、お部屋の祀る場所を選びません。サイズはお持ちの御本尊の大きさに合わせてお創りします。
参考:上記画像サンプルのサイズは折りたたんだ状態で、タテ35cm×ヨコ40cmとなります。
仏具もデザイン性と実用性に拘ったシンプルでコンパクトに収納できるオールインワンの仏具を採用しています。